新卒採用を意識した映像を、株主総会冒頭に流すケースが増えている

株主総会は午前10時に開始するケースが一般的です。しかし、株主の入場開始は早いケースでは午前9時から可能となっています。そのため、株主が議場に入場可能となった時間から、株主総会が開始される時刻まで映像を流す企業が多いです。
近年はアベノミクス景気が好調となっているため、各企業においては人材採用に苦労しているケースが増加しています。完全に学生側有利の売り手市場となっているため、企業側はあの手この手で人材を集めることにエネルギーを注いでいます。
この結果、近年の各企業は、株主総会用の映像として、人材採用向けのコーポレートビデオの動画制作をするケースが増えています。会社の事業内容を紹介するだけでなく、有給休暇の消化率や、1時間当たりの残業状況、入社後にどのような研修を実施するかといった内容の映像を制作して、株主総会が開始されるまでの間、ずっと繰り返し流し続けるのです。
ほとんどの企業の個人株主の年齢層は50代から70代の人々ですから、株主を通じて株主の子息に対して、採用試験に応募してほしいとアピールするケースが増えているのです。